秋の新作メニューの続きです。
今回はかぼちゃのタルト。
かぼちゃの美味しさは煮たり、焼いたりといろいろありますが、
なかでもかぼちゃを蒸してペーストにし、バターと生クリームなどでのばした塩味のクリームスープが好きです。
それを焼き菓子にできないか・・・と。
タルトに流し込んで焼いたらできました・・・かぼちゃのタルト
使ったかぼちゃは、北海道の「栗ゆたか」という品種。
栗ゆたかの肉質は名前の通り栗のようにホクホクした粉質で、甘みが強く、
食味が良いのでスープやサラダには最適です。
だいたい栗がついた名前のかぼちゃはホクホクして美味しいです。
これを蒸して、皮をむいてバター、砂糖、卵黄を順に加えて混ぜ、
最後に生クリームを入れてなめらかなかぼちゃクリームに仕上げます。
これをタルト台に流し込んで焼くこと数十分・・・出来上がりです。
簡単にできて、おじいちゃん、おばあちゃんから小さいお子さんまで
皆で分け合って食べられる素朴な家庭のおやつです。
(とはいえ、焼き菓子屋風に少し手は加えてはいますが・・・)
クリーミィなかぼちゃの優しい風味と香りがサクサクのタルト生地とあって、アキの来ない味わいです。
美味しいかぼちゃが手に入ったら今後も店頭に並びます。
「芋、栗、南京」の秋の味覚のうち、あとは芋です。
芋を使ったメニューは、焼き芋が恋しくなるころに出る予定です。お楽しみに・・・。